【札幌記念】充実ディサイファが重賞3勝目!ジャッカルは8着

8月23日(日)、2回札幌2日目11Rで第51回札幌記念(G2)(芝2000m)が行なわれ、四位洋文騎手騎乗の5番人気・ディサイファ(牡6、美浦・小島太厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.0(良)。

2着にはアタマ差で8番人気・ヒットザターゲット(牡7、栗東・加藤敬厩舎)、3着にはアタマ差で4番人気・ダービーフィズ(牡5、美浦・小島太厩舎)が続いて入線した。

一昨年の勝ち馬トウケイヘイローがダッシュよく飛び出し、ラキシス、ディサイファ、トーホウジャッカルらも続く。中団にヤマカツエース、ラストインパクト、ダービーフィズら。後4番手にヒットザターゲット。1000m通過58秒9という平均から幾分速めの流れに、馬群も縦長に延びたが、3コーナーからラストインパクトらもマクっていき馬群が凝縮する。
直線に差し掛かって、トーホウジャッカルが早々と脱落してしまったが、トウケイヘイローにディサイファが並びかけ、外からラストインパクト、ヤマカツエースも進出。それでも、ディサイファが押し切ろうとすると、ゴール前でインからダービーフィズ、外からヒットザターゲットも猛追。しかし、しぶとくディサイファが接戦を制した。また、1番人気のトーホウジャッカルは後退し、8着敗退。2番人気のラキシスも決め手を欠いて5着に終わっている。

勝ったディサイファはこれで重賞3勝目。昨年のエプソムCで重賞初勝利を挙げるも、昨秋のG1では2戦していずれも二桁着順に敗退。今回はG1馬らを相手にG2レースを初制覇。6歳にして地力強化をアピールし、秋の大舞台でも更なる飛躍が期待される。

馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「解読する」。管理する小島太調教師はダービーフィズも3着に入っており、出走2頭が揃って好走している。

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ディサイファ
(牡6、美浦・小島太厩舎)
父:ディープインパクト
母:ミズナ
母父:Dubai Millennium
通算成績:29戦8勝
重賞勝利:
15年札幌記念(GⅡ)
15年中日新聞杯(GⅢ)
14年エプソムC(GⅢ)

ディサイファ

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