【新潟2歳S】クラシックへ名乗り!ロードクエスト&田辺が4馬身差V

8月30日(日)、2回新潟10日目11Rで第35回新潟2歳S(G3)(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ロードクエスト(牡2、美浦・小島茂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.8(稍重)。

2着には4馬身差で12番人気・ウインファビラス(牝2、美浦・畠山吉厩舎)、3着には2馬身差で8番人気・マコトルーメン(牡2、美浦・水野厩舎)が続いて入線した。

人気のロードクエストは行き脚が付かずに後方から。どの馬も積極的には行こうとせず、押し出されるようにルグランフリソンがハナに立つ。ゆったりとした流れでファド、ノーフォロワー、エポックが続き、ウインミレーユ、ウインファビラスの『ウイン』2頭も前へ進出。ロードクエストは最後方のインでジッと脚を溜めて4コーナーを回る。
直線に入り馬群が大きく広がると、ポッカリと開いた内からロードクエストがアッという間に先頭。他馬の脚色を窺いながら田辺騎手が追い出すとリードがみるみる広がり、ウインファビラスに4馬身差を付けて重賞初制覇を決めた。

勝ったロードクエストは、6月7日に行われた東京での新馬戦に続くデビュー2連勝。他馬を圧倒するラスト1F33秒2の末脚で勝ち上がったが、今回はゴール前で抑える余裕を見せながらラスト1F32秒8をマーク。クラシック戦線に紛れもない大物が現れた。

馬主は株式会社ロードホースクラブ、生産者は様似町の様似堀牧場。馬名の意味由来は「冠名+探求」。

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ロードクエスト
(牡2、美浦・小島茂厩舎)
父:マツリダゴッホ
母:マツリダワルツ
母父:チーフベアハート
通算成績:2戦2勝
重賞勝利:
15年新潟2歳S(G3)

ロードクエスト

ロードクエスト

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