【POG】イリデッセンスら日曜小倉トレセン直送トーク

●9月6日(日) 2回小倉12日目5R 2歳新馬(芝1800m)

イリデッセンス(牝2、栗東・佐々晶厩舎)は、兄に重賞を3勝しているラストインパクト、母は未出走だが、その兄にビワハヤヒデ、ナリタブライアンがいる良血馬。追い切りでもひと追い毎に力強さが増して、4度の併せ馬で全て先着を果たしている。

この動きに佐々木晶三調教師も「いいキャンターをしているし、前向きさもある。1週前に川田を乗せてビシッとやったことで、ピリッとした面が出てきたしね。血統的にも期待している馬だよ」とニッコリ。父がこの世代好調なダイワメジャーというのも心強い材料だ。

調教師リーディングトップを狙う藤原英昭厩舎が送り込むのはシンボリクリスエス産駒のボンナヴァン(牡2、栗東・藤原英厩舎)。こちらは姉に昨年の牝馬クラシックで活躍した同じくブランネージュ、近親に香港マイル、マイルCSを勝ったハットトリックがおり、CWコースでの最終追い切りでは5F65秒0、ラスト1F12秒3の末脚で大きく先着した。

「順調に調教を積んできたし、体もうまく仕上がってきたよ。長くいい脚を使えそうな感じ。走ることに前向きなタイプだし、性格も素直ですよ。初戦から期待したいね」と田代調教助手の評価も高い。

メイショウボーラー産駒のカシノポップは前述2頭の良血馬とは対照的に、昨年の北海道サマーセールにて216万円で落札。目立つ攻め時計は出ていないが、フットワークはなかなか力強く、実戦に行っての変わり身が期待される。

和田調教助手は「血統的には短距離かもしれないけど、こっちの指示に従順で我慢もできるし、大丈夫じゃないかな。調教はあまり目立たないけど、いい馬だよ」と満更ではない口ぶり。密かに一発を狙っているようだ。