【京成杯AH】実績ある中山で巻き返したいスマートオリオン

9日、日曜中山11レース・京成杯AH(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、関屋記念11着のスマートオリオン(牡5、美浦・鹿戸雄厩舎)は、内田博幸騎手を背に南芝コースで追われ、5F70.3-54.5-40.2-12.8秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「前走は体調も良かったですけど、新潟の長い直線が合わなかったのかもしれませんね。元々集中力に欠けるところがありますし、この馬の悪いところが出たかと思います。前走後は短期放牧に出て十分休養してから、元気一杯で戻ってきました。今日はすごい雨で馬場も良い状態ではなかったので、時計は速くありませんでしたが、前に馬を置いてやる気を出させる調教は出来ました。内田騎手も、何も問題ないと話していましたし、元気の良い状態で出走させられると思います。

レースが上手な馬なので、中山替わりは良いと思います。良馬場でも走れると思いますが、極端に上がりが速い競馬になると分が悪いので、普通にペースが流れてくれればと思います。サマーマイルチャンピオンもまだチャンスがありますし、頑張ってもらいたいです」

スマートオリオン

スマートオリオン

▲水が浮いた馬場を颯爽と駆け抜けるスマートオリオン(青帽)