【東京盃】ダノンレジェンドが2馬身差快勝!JBC制覇へ視界良好

9月30日(水)、大井競馬場で交流重賞・第49回 東京盃(Jpn2)(3歳上 別定 重賞競走 指定 1着賞金3500万円 ダート1200m)が行なわれ、ミルコ・デムーロ騎手の1番人気・ダノンレジェンド(牡5、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.10.9(稍重)。

2着には2馬身差で4番人気・ドリームバレンチノ(牡8、栗東・加用厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・コーリンベリー(牝4、栗東・柴田見厩舎)が続いて入線した。

シゲルカガが先行争いを制してハナに立つと、大外枠のダノンレジェンドも押して好位へ。コーリンベリーはテンで行き脚がつかず、やや遅れる形。ドリームバレンチノは先頭集団の後方に待機する。3角を回ると、コーリンベリーも追いつき3番手へ。中団からサトノタイガーも追い込みをかける。
直線を向くとダノンレジェンドがシゲルカガを競り落とし、悠々と先頭へ。コーリンベリーも懸命に粘るが、ダノンレジェンドはリードを広げて押し切った。2着には直線でドリームバレンチノが浮上。近走は苦戦が続いていたが、58キロを背負いながらJBCスプリント覇者が復調の兆しをみせた。逃げたシゲルカガは勝ち馬から0.9秒差の4着に終わっている。

勝ったダノンレジェンドは祖母に米G1馬がいる血統。昨年暮れのカペラSで重賞初制覇を収め、そこから3連勝など交流重賞路線を席巻。2走前の北海道スプリントCは3着に敗れていたが、前走のクラスターCを快勝し、JBCスプリントの前哨戦のココも圧勝。Jpn1制覇へ弾みのつく走りを披露した。

馬主はダノックス、生産者はアメリカのColts Neck Stables LLC。馬名の意味由来は「冠名+新たな伝説を作り出すことを願って」。

【ミルコ・デムーロ騎手のコメント】
「アリガトウゴザイマス!凄く良い馬。外枠では厳しいようですが、力で押し切ってくれました。先頭に行ったらソラを使い、怖さもありましたね。他の馬が大好きな馬ですからね(笑)。ボクは日本のダートのG2を初めて勝てて、凄く嬉しかったです。ダートのG1も勝てていませんから、次も頑張りたいです」

ダノンレジェンド
(牡5、栗東・村山厩舎)
父:Macho Uno
母:My Goodness
母父:Storm Cat
通算成績:23戦10勝
重賞勝利:
15年東京盃(Jpn2)
15年クラスターC(Jpn3)
15年東京スプリント(Jpn3)
15年黒船賞(Jpn3)
14年カペラS(G3)

ダノンレジェンド

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