【日本テレビ盃】G1馬撃破!サウンドトゥルーが豪快に重賞初V

10月7日(水)、船橋競馬場で交流重賞・第62回 日本テレビ盃(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金3200万円 ダート1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の3番人気・サウンドトゥルー(セ5、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.2(良)。

2着には3馬身差で2番人気・クリソライト(牡5、栗東・音無厩舎)、3着には7馬身差で1番人気・コパノリッキー(牡5、栗東・村山厩舎)が続いて入線した。

ゆっくりとした先頭争いからサイモンロード、サミットストーン、コパノリッキー、クリソライトが横並び、次いでラヴィアンクレールが追いかけ、サウンドトゥルーは後方4番手からの追走。先頭はクリソライトとコパノリッキーが激しく争い、後続を大きく引き離す。最終コーナー手前で、クリソライトは鞍上の手が激しく動き、コパノリッキーに並び掛ける。
先頭のコパノリッキーは直線に入り、騎手の手が動き出すも、伸びを欠きクリソライトに前を譲る。しかし、コーナー手前で3番手まで押し上げていたサウンドトゥルーが抜群の末脚を繰り出し、ゴール50m手前付近で捕らえるとそのまま突き抜け重賞初制覇。

勝ったサウンドトゥルーは前走ジュライSでオープン初勝利からの参戦。全28戦して、掲示板を外したのはわずかに4戦と安定した走りが特徴。勝ち切れない時期も続いたが、5歳を迎え本格化を見せ重賞初勝利を決めた。この勝利により、本番であるJBCクラシックの優先出走権を手にし、初めてとなるG1の舞台でも戴冠となるか注目の一戦となる。
馬主は山田弘氏、生産者は新ひだか町の岡田スタッド。馬名の意味由来は「本当らしい、本物らしい」。

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【大野拓弥騎手のコメント】
「2カ月半ぶりの実戦でしたが、調教の段階から具合がいいのは分かっていましたし、返し馬もいい感じで走れていました。船橋は小回りなので、3~4コーナーで射程圏に入れられるように意識して乗りました。1~2コーナーで思った以上にうまく立ち回れたのでも良かったですね。

前は速いなと思いましたが、本当はもっと我慢してもいいかなと思っていたくらいで、コースを考えて早めに動いていきました。レース後に無事ならばJBCに行くようなことも聞いていますので、次も楽しみにしています」

サウンドトゥルー
(セ5、美浦・高木登厩舎)
父:フレンチデピュティ
母:キョウエイトルース
母父:フジキセキ
通算成績:29戦7勝
重賞勝利:
15年日本テレビ盃(Jpn2)

サウンドトゥルー

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プレゼンターを務めた草野仁さん(左)の問いかけに答える大野拓弥騎手


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