【サウジアラビアRC】秋華賞馬の仔アストラ「期待も大きい」

7日、土曜東京11レース・サウジアラビアRC(重賞)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳未勝利(8/2・新潟・芝1600)1着のアストラエンブレム(牡2、美浦・小島茂厩舎)は、小島茂之調教師を背に坂路コースで追われ、4F56.6-41.6-27.2-13.4秒をマークした。

【小島茂之調教師のコメント】
「新馬、未勝利と使って、思っていたより疲れがあったので、牧場では少し休養させていつもより遅いタイミングで帰厩しました。厩舎にきてからは、いろいろな点を確認しながら調整しています。1週前追い切りでは、併せ馬をしっかり出来るかということとムキにならないかということを確認しましたが、どちらもしっかり出来ました。

週末に少し速いところをやってそのときは重さを感じましたが、その後のキャンターなどの動きが変わってきたので、最終追い切りは気持ちを整える程度の内容にしました。この馬の兄弟と比べて、この馬が一番シャープな動きをしていると思いますし、スピードに乗りやすいと思います。

東京コースは心配していません。当日輸送が初めてで、特に心配ということはありませんが、それがどう出るかとは思います。キャリアの浅いところがあるだけで、これまで調教をやりながらどこが悪いということはありません。あえて言えば、ゲート練習で少しウルさいところを見せますが、競馬では大丈夫だったので問題ないかと思っています。

重賞で力のある馬が出てきますが、それらと四つに組んでどういう結果が出るかですね。私たち厩舎の人間だけでなく、牧場など関係者の期待も大きい馬ですからね。とはいえ、あまり気負っても仕方ないので、この子の走りが出来ればと思っています」

アストラエンブレム