【サウジアラビアRC】先に抜けたブレイブスマッシュが重賞初V

10月10日(土)、4回東京1日目11Rで第1回サウジアラビアRC(重賞)(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の4番人気・ブレイブスマッシュ(牡2、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.2(良)。

2着にはハナ差で1番人気・イモータル(牡2、栗東・須貝尚厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・アストラエンブレム(牡2、美浦・小島茂厩舎)が続いて入線した。

昨年、いちょうSとして重賞に格上げされ、今年より名前を『サウジアラビアロイヤルカップ』に改めて第1回として行われた2歳重賞。
先手を取ったのはクラウンスカイで、トウショウドラフタ、シトロン、アポロジョージア、リセエンヌと続き、ブレイブスマッシュ、イモータル、ハレルヤボーイは中団。アストラエンブレムは中団の外から徐々にポジションを上げていく。馬群は縦長となり、クラウンスカイが11頭を従えて直線へ。

クラウンスカイが一杯になると番手追走のトウショウドラフタが勢い良く坂を駆け上がるが、インで脚を溜めていたブレイブスマッシュが一気にスパート。そのまま押し切るかと思われたところにイモータルが襲いかかって鼻面を揃えたところがゴール。写真判定の末、ブレイブスマッシュがイモータルを抑えて重賞初制覇を飾った。

勝ったブレイブスマッシュは9月6日の札幌で4戦目にして初勝利。おばに交流重賞6勝のトーセンジョウオー、祖母の妹に桜花賞2着のブルーリッジリバーがいて、ダイワメジャー、スカーレットの兄姉、ヴァーミリアンらが出ている『スカーレット一族』に遡る活気のある牝系出身。トーセンファントム産駒は今回が重賞初挑戦で、初勝利を飾った。

馬主は島川隆哉氏、生産者は日高町の有限会社エスティファーム。馬名の意味由来は「勇敢+母名の一部」。

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ブレイブスマッシュ
(牡2、美浦・小笠厩舎)
父:トーセンファントム
母:トーセンスマッシュ
母父:トウカイテイオー
通算成績:5戦2勝
重賞勝利:
15年サウジアラビアRC(重賞)

ブレイブスマッシュ

ブレイブスマッシュ

ブレイブスマッシュ

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