【POG】秋緒戦を迎えるシルバーステート「軽い芝は合っている」

16日、紫菊賞の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、未勝利勝ちを収めたシルバーステート(牡2、栗東・藤原英厩舎)は福永祐一騎手を背に坂路を馬なりで最終調整。タイムは4F56.6-40.2-24.9-12.1秒をマークした。

追い切りを終えて、田代調教助手は「初戦は2番手からの競馬だったけど、前走は馬込みの中でためが利いてた。それがあの結果につながったんじゃないかな。中間は成長をうながす意味で放牧へ。全体的に体が大きくなったし、ここを目標に態勢も整っていますよ。軽い京都の芝の方がもっといい脚を使えると思います」と成長を見せる同馬に、自信を滲ませるコメントを発した。

中間の調教では、古馬を相手に先着するなど抜群の動き。オープン馬フィエロも翻弄される程の走りで注目も大きい。2戦1勝とまだまだ戦歴は浅いものの、かなりの大物ぶりを発揮しているだけに、否応なく注目が集まるところだ。