【アルテミスS】勝負強さが魅力のマシェリ「ジョッキーも力を評価」

28日、土曜東京11レース・アルテミスS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、クローバー賞1着のマシェリガール(牝2、美浦・菅原厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F66.1-50.9-37.5-12.4秒をマークした。

【菅原泰夫調教師のコメント】
「前走は、思った以上に競馬で勝負強さを見せてくれました。それがこの馬の魅力ですね。この中間は笹針治療などをして馬体調整をしてきました。夏場を休養にあてたことも良かったですし、だいぶパワーが付いてきました。今週の動きを見ても仕上がりは良いと思います。今回は暮れのG1を狙うような馬も出てきますけど、この馬も4戦のキャリアがありますしジョッキーも力を評価してくれているので楽しみです」

マシェリガール


前走、2歳未勝利・牝1着のビービーバーレル(牝2、美浦・中舘厩舎)は、中舘英二調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.3-52.4-38.5-12.7秒をマークした。

【中舘英二調教師のコメント】
「初戦と2戦目がスムーズさを欠くところがあったので、前走はスムーズな競馬をしてほしいとジョッキーに話したらたまたま逃げる形になりました。乗りやすい馬ですし、どういう競馬でも出来ると思っています。前走後は成長を促す意味で北海道に出しました。ゆっくりさせながらもしっかり乗り込んできて、良い状態で厩舎に戻ってきました。

先週ビッシリやったので今日は促す程度でしたが、動きは良かったです。最終的にはダートで走るかもしれない血統ですが、現状で芝で走っていますしフットワークも素軽いのでダートだけの馬だとは思っていません。芝でもやれると思っています」

ビービーバーレル


前走、サフラン賞2着のクナウ(牝2、美浦・松山将厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.0-40.0-13.3秒をマークした。

【松山将樹調教師のコメント】
「前々走までは差す競馬で結果を出してきましたが、前走は2番手から運んで2着と頑張ってくれましたし競馬振りに幅が出ました。使って上向いてきていますし、相手なりに走れるので重賞のここでも楽しみです」