【京都2歳S】一族悲願のG1へ ドレッドノータスが重賞初制覇

11月28日(土)、5回京都8日目11Rで第2回京都2歳S(G3)(芝2000m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・ドレッドノータス(牡2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.3(良)。

2着にはアタマ差で5番人気・リスペクトアース(牡2、美浦・小笠厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・アドマイヤエイカン(牡2、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

ロライマが出遅れて後方から。リスペクトアース、ドレッドノータス、ダンツプリウスらが先手をうかがうが、コーナーワークでリスペクトアースがハナを切る。ドレッドノータスは2番手に控え、ダンツプリウス、ケルフロイデ、キャノンストーム、オンザロックス、ウインテンダネスが先団を形成。少し差が開いてアドマイヤエイカン、その内にいたウインクルサルーテが動き出すと2つの集団が1つになる。
前の隊列は変わらず、坂の下りでアドマイヤエイカンがポジションをアップ。好位の4番手まで上がって直線へ。そのまま前を捕らえる勢いにも見えたが、先行したリスペクトアースとドレッドノータスが内でもうひと伸び。最後は2頭の一騎打ちとなり、ドレッドノータスがアタマ差交わして重賞初制覇を飾った。

勝ったドレッドノータスは、ともに重賞3勝を挙げたディアデラノビアを母に、ディアデラマドレを姉に持つ良血馬で、デビュー戦に続き僅差を制して2連勝。鞍上の武豊騎手はエアスピネルでデイリー杯2歳S、スマートオーディンで東スポ杯2歳Sを勝っており、2歳重賞で騎乗機会3連勝を果たした。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「世界最大の恐竜名。恐れ知らずより。世界に名を馳せ突き進んで欲しい」。

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ドレッドノータス
(牡2、栗東・矢作厩舎)
父:ハービンジャー
母:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
通算成績:2戦2勝
重賞勝利:
15年京都2歳S(G3)

ドレッドノータス

ドレッドノータス

ドレッドノータス

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