ムーア騎手が騎乗停止に 朝日杯FSと有馬記念は乗り替わり

16日、JRAよりR.ムーア騎手の騎乗停止処分が発表となった。ムーア騎手は12月9日(水)、香港のハッピーバレー競馬場で行われたロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(第5競走)において、直線での不注意騎乗で他馬の進路を妨害したとして2015年12月28日(月)から2016年1月13日(水)まで騎乗停止処分を香港ジョッキーズクラブから受けた。さらに13日(日)モーリス(牡4、美浦・堀厩舎)に騎乗し優勝した香港マイルでも、発走後200m地点における不注意騎乗について制裁を受けた。既に騎乗停止処分を受けていたため加重制裁となり、即日(騎乗停止期間の開始は翌14日)での騎乗停止となった。

騎乗停止期間は2015年12月14日から2016年1月13日となり、今回の短期免許期間中の騎乗は不可能となった。

なお、騎乗予定だった19日(土)のターコイズS(重賞)カフェブリリアント(牝5、美浦・堀厩舎)は田辺裕信騎手。20日(日)、朝日杯FS(G1)イモータル(牡2、栗東・須貝尚厩舎)は武幸四郎騎手へと乗り替わる。
また、有馬記念(G1)ラストインパクト(牡5、栗東・松田博厩舎)の鞍上は菱田裕二騎手に騎乗依頼することが、シルクホースクラブの公式HPで発表されている。