【シルクロードS】久々叩いたダンス「息遣いよくなった」

27日、日曜京都で行われるシルクロードS(G3)の追い切りが栗東トレセンで行なわれた。

阪神Cでは僅差の2着に敗れたダンスディレクター(牡6、栗東・笹田厩舎)は助手を背に坂路で4F53.2-39.0-25.0-12.1秒をマークした。

管理する笹田和秀調教師は「先週は雪の中でも調教をこなせたし、けさもしまい重点でうまく調整ができた。使って息遣いも良くなったし、動きにも素軽さが増してきてる。うまく立ち回ってくれればいい競馬ができると思います」と、約半年ぶりの前走を一叩きしての前進に期待している様子だ。

淀短距離S2着のアースソニック(牡7、栗東・中竹厩舎)は助手を背に坂路で4F53.3-38.5-25.1-12.7秒をマークした。

管理する中竹和也調教師は「中2週になるけど、先週も時計を出してるからね。この時間帯でこの動きならいいでしょう。順調にきていますよ」と話す。勝ち馬に逃げ切りを許した前走については「前走は勝ち馬に持ち味を生かされたところがある。そんな中でも好位で折り合いよく運べていたし、レースぶりに幅を見せてくれた。今度はペースが流れて欲しいね」と、レース展開がカギを握ることになりそうだ。