【京都記念】1週前 順調レーヴミストラル 3月以降は高野厩舎に転厩へ

3日、京都記念(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、日経新春杯を最後方一気の末脚で差しきったレーヴミストラル(牡4、栗東・松田博厩舎)は、助手を背にCWコースで単走。馬なりで6F87.5-71.7-56.7-42.9-13.1秒と軽めの調整をおこなった。

管理する松田博資調教師は「今週はサッとやった程度。あとは週末と来週でいいやろ。そんなにレース間隔はあいてないが、調整はしやすい。変わらない状態でレースには送り出せるよ」と順調さをアピール。「まだ走るフォームを見ても完成はしてないが、それでも前走はいい勝ち方ができたし、能力は見せてくれたよ」と、衝撃的な末脚を披露した前走についても振り返った。

師はその前走からの間隔について「金鯱賞に使った時が中2週でいい結果が出せなかっただろ。こうやって続けて使っていく中でどんな競馬ができるか。今回はそこらを見てみたい」とも話す。いよいよ今月末で定年を迎える松田博師だが、今回のレース選択は同じ馬の将来を見据えたものでもあるだろう。

なおレーヴミストラルは、3月以降は高野友和厩舎に転厩となることが決定している。松田博厩舎ゆかりの血統が、師の引退に華を添えられるか。

レーヴミストラル