【フェブラリーS】1週前 重賞制覇の勢いに乗ってアスカノロマンG1奪取だ!

11日、フェブラリーS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行なわれた。

東海Sで重賞初制覇を果たしたアスカノロマン(牡5、栗東・川村厩舎)は、助手を背にCWコースで長めにじっくりと単走で調整。7F99.5-83.7-68.6-54.9-41.1-13.0秒をマークし軽快に駆け抜けた。

佐藤厩務員の表情も明るい。「最近はレース後の回復が早くなっているんです。前走を勝ったあとも順調にきてるし、先週なんかも抑えるのが大変なくらいでしたからね。今週の動きも良かったし、問題なくこられています」と、G1制覇に向けて順調に調整が進められている。今回はダートでは初のマイル戦となるが「距離は長くなるよりかは短くなる方がいいと思います。いい位置で流れに乗って運べるようならいいですね」と話した。

アスカノロマン

1000万下条件から4連勝中のスーサンジョイ(牡4、栗東・岩元厩舎)は、助手を背にCWコースで古馬500万のテイエムフタエマルを0.7秒追走する形。強めに追われて6F85.2-69.6-55.4-41.3-13.5をマーク、0.2秒遅れてのフィニッシュとなった。

この調教内容に対馬調教助手が悲観することはなく、「併せ馬は遅れたけど、相手も走る馬だし、動き自体は悪くなかったし、問題ないですよ。1600m自体は問題ないし、逃げにこだわるタイプでもない」とコース面についての不安もない様子。
ただやはり、重賞初挑戦がG1ということもあり「まだ馬を頼ったりと若い面もありますし、初めての重賞挑戦がG1の超一線級が相手ですからね。それに左回りも初めて。何と言ったらいいか(苦笑)」とトーンが落ちる部分も。「でも、これから戦っていかないといけない相手ですから。連勝の勢いでぶつかっていきます」と、最後は前向きな姿勢を見せた。