【クイーンC】見よ!これが女王の走りだ!メジャーエンブレム圧勝!

2月13日(土)、1回東京5日目11Rで第51回クイーンC(G3)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・メジャーエンブレム(牝3、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.5(良)。

2着には5馬身差で7番人気・フロンテアクイーン(牝3、美浦・国枝厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・ロッテンマイヤー(牝3、栗東・池添学厩舎)が続いて入線した。

メジャーエンブレムが絶好のスタートを切るとそのままハナに立つ。ビービーバーレルやコパノマリーン、ストライクショットはこれを見る形で2番手集団を形成。ペルソナリテ、ナックビーナス、エクラミレネールが続き、ロッテンマイヤーは8番手の内からレースを進める。そのすぐ後ろ、9番手の内がフロンテアクイーンで、外からサプルマインドが追走。前半の600mは34.4秒と、メジャーエンブレムは軽快にラップを刻んでいく。
直線に入るとメジャーエンブレムががっちり手綱をキープしたまま後続を突き放す。先行勢は苦しくなり、後方から内をついてロッテンマイヤーやフロンテアクイーンが脚を伸ばす。しかし、メジャーエンブレムがとったリードは、残り200m付近でルメール騎手の手が動き始めると更に大きくなっていく一方。まさに独壇場。後続に5馬身差をつける圧勝劇だった。

勝ったメジャーエンブレムはこれで重賞2勝目。前走までのキャリア4戦のうち唯一の敗戦が東京1600mで行なわれた昨秋アルテミスSで、折り合いを欠いて2着に敗れていた。同コースの今回は抜群のスタートダッシュでハナに行く形になったが、全く折り合いを欠くことはなく、成長した精神面をみせつけた。マークした走破タイムの1:32.5は、3歳牝馬としては同コースで最速のタイム。果たしてこの馬に死角はあるのか。まずは無事に桜花賞へ向かってもらいたい。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「偉大なる象徴」。

クイーンCの結果・払戻金はコチラ⇒

メジャーエンブレム
(牝3、美浦・田村厩舎)
父:ダイワメジャー
母:キャッチータイトル
母父:オペラハウス
通算成績:5戦4勝
重賞勝利:
16年クイーンC(G3)
15年阪神JF(G1)

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。