【京都記念】実力馬が復活!サトノクラウン早めに動いて重賞3勝目

2月14日(日)、2回京都6日目11Rで第109回京都記念(G2)(芝2200m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の6番人気・サトノクラウン(牡4、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:17.7(重)。

2着には3馬身差で3番人気・タッチングスピーチ(牝4、栗東・石坂厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・アドマイヤデウス(牡5、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレーヴミストラル(牡4、栗東・松田博厩舎)は12着に敗れた。

大方の予想通りスズカデヴィアスがダッシュよく先手を取り、2番手には出ムチを入れてワンアンドオンリー、内からはサトノクラウンも押していき前は3頭。向正面に入るところではスズカデヴィアスがリードを取り単騎逃げの形となったが、3コーナー手前ではトウシンモンステラがポジションを上げて先頭に並んでいく。アドマイヤデウスは内の6番手、タッチングスピーチは中団の外めにつけ、レーヴミストラルは終始少し離れた最後方からレースを進める。
直線に入ると4コーナーからスパートしたサトノクラウンが先頭に立ち後続を一気に突き放す。ヤマカツエースが脚を伸ばして2番手に浮上するが、外からタッチングスピーチ、ヒストリカル、そしてこれらの内をついてアドマイヤデウスが追ってくるが、これらは2着争いまで。サトノクラウンが最後までリードをキープしてゴールした。

勝ったサトノクラウンはこれで重賞3勝目。昨年は3戦3勝で弥生賞を制し、日本ダービーではドゥラメンテの3着と好走。秋初戦となった天皇賞(秋)では17着と大敗し、今回はそれ以来の実戦だった。昨年は手が届かなかったG1のタイトルに向けて、16年初戦を見事に白星スタートで決めた。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+王冠」。

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サトノクラウン
(牡4、美浦・堀厩舎)
父:Marju
母:ジョコンダ2
母父:Rossini
通算成績:7戦4勝
重賞勝利:
16年京都記念(G2)
15年弥生賞(G2)
14年東スポ2歳S(G3)

サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

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