【フェブラリーS】戴冠狙うロワジャルダン「マイルで流れに乗れるか」

17日、日曜東京11レース・フェブラリーS(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、東海S3着のロワジャルダン(牡5、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-52.5-38.3-12.7秒をマークした。

ロワジャルダン

【斉藤助手のコメント】
「先週併せ馬でしっかりやっているので今週は終い重点の内容でしたが、併せてからも反応が良かったですし抜け出してからもしっかり集中していて良い内容だったと思います。前走は突然の乗り替わりでジョッキーも大変だったと思いますが、それでも上手く立ち回ってくれましたね。競馬自体は前残りの展開だったので3着でしたが、この馬自身は終いもしっかり脚を使っていますし内容は良かったと思います。

昨年の秋くらいからすごく馬が力を付けてきましたし、それがチャンピオンズカップ4着という結果に繋がったかと思います。血統的にダートで走るのは間違いないだろうとは思っていましたし、1度勝ち上がってから芝を使ってみたときに思ったよりも走らなかったので、やはりダート向きなのかなと思いました。以前に骨折して休養していましたが、体質の弱さもあったのでそれが逆に良い休養になったのかなと思います。レースを使うと結構疲れが出やすかったり、脚元に負担がかかったりということがありましたが、休ませた効果で体質がすごく強くなったと思います。あまり物事に動じない性格ですし、そういうところは度胸が据わっているなと思っていました。

今回は1600という距離が初めてですし、スピードやパワーがある馬が揃っていてなかなか前も止まらないと思うので、流れに乗っていけるかどうかが一番のポイントかと思っています。芝の走りがあまり得意ではないと思いますし、スタートの芝部分はジョッキーが上手くカバーして乗ってくれればと思います。雨予報がありますけど、みやこSを勝ったときも不良馬場だったのであまり気にはしていません。1600なのであまり極端な枠はどうかと思いますが、元々競馬が上手な馬ですしあまり枠は関係ないのかなと思います。この馬自身も力を付けてきていますし、上手く展開が向いて終いが生きる競馬になればチャンスもあるのかなと思っています。応援よろしくお願いいたします」