【オーシャンS】帰ってきた短距離王スノー「やれることはやった」

2日、オーシャンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2014年香港スプリント8着のスノードラゴン(牡8、美浦・高木登厩舎)は、大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.0-39.3-25.4-12.6秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「先週一杯にやっているので、今週は馬なりでした。ラクに動けていましたし太め感もなく息遣いも良いですよ。ここまでしっかり乗り込んできましたし、現状でやれることはやってきました。レースを使ってきた頃と比べるともうひとつかという感じはしますが、休み明けとしては良い状態で臨めるのではないかと思います。体もだいぶ絞れてきましたし、少し増えるくらいで出られるのではないかと思います」

スノードラゴン


前走、カーバンクルS1着のカハラビスティー(牝7、美浦・伊藤大厩舎)は、平野優騎手を背に(レースでは柴田大知騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F66.2-51.9-38.5-13.0秒をマークした。

【伊藤大士調教師のコメント】

「今日の追い切りは単走でやりました。攻め駆けする馬ですし、動きは相変わらず良かったです。前走内容も良かったですね。中山1200mは合いますし、ここに照準を合わせて調整をしてきました。今回は別定戦で斤量は増えますが、4コーナーで前走のように良い位置にいればやれていいと思っています。溜めて切れるというタイプではありませんし、他馬よりも早く動いて持ち味を生かす競馬をしてくれればと思っています」

カハラビスティー


前走、カーバンクルS2着のゴールドペガサス(牡4、美浦・佐藤吉厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F50.8-36.6-12.6秒をマークした。

【佐藤吉勝調教師のコメント】
「先週しっかりやっていますし、今日は半マイルから終い重点でやりました。良い動きだったと思います。1戦ごとに体が増えていますし、成長力がありますね。今回は斤量が増えますが、順調さと成長力でカバーしてくれればと思います。中山コースは実績がありますし、このメンバー相手でもやれていいと思っています」