【日経賞】ゴールドアクター5連勝!グランプリホースの貫禄示す!

3月26日(土)、3回中山1日目11Rで第64回日経賞(G2)(芝2500m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の2番人気・ゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:36.8(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・サウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・マリアライト(牝5、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

フラガラッハが出遅れて最後方から。どの馬も行こうとはしないが、内からディサイファが押し出されるようにハナに立つ。1度は先頭に立つシーンもあったサウンズオブアースだが、結局2番手に落ち着く。そのすぐ外にゴールドアクターがつけ、直後からマリアライトがレースを進める。前半1000mの通過が65秒台とかなりゆったりとした流れでレースが進んでいくが、特に道中で動きを見せる馬もおらず、馬順もあまりかわらないまま2週目の3コーナーへ。
徐々にペースが上がり始め、サウンズオブアースとゴールドアクターが先頭に並びかけていく。直線に入ったところでサウンズオブアースが抜け出しを図る。内ではディサイファが粘りこみを図るが、外から迫るゴールドアクターの脚色が良く、サウンズオブアースとの一騎討ちになる。3番手にはマリアライトが浮上するが、前との差は詰まらない。ゴール前まで続いた叩き合いは、外のゴールドアクターがサウンズオブアースを競り落としたところがゴールであった。

勝ったゴールドアクターはこれで昨年7月から続く連勝を5に、重賞の連勝も3に伸ばした。有馬記念で接戦を演じた2着のサウンズオブアースに人気が集まっていたが、終わってみれば今回も主役はこの馬。天皇賞(春)など、これからのG1戦線に向けて、まずは今季初戦を最良の形で飾った。なお、有馬記念を制した馬が日経賞も制したのは、シンボリルドルフ、マツリダゴッホに続き3頭目。
馬主は居城要氏、生産者は新冠町の北勝ファーム。馬名の意味由来は「冠名+男優」。

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ゴールドアクター
(牡5、美浦・中川厩舎)
父:スクリーンヒーロー
母:ヘイロンシン
母父:キョウワアリシバ
通算成績:14戦8勝
重賞勝利:
16年日経賞(G2)
15年有馬記念(G1)
15年アルゼンチン共和国杯(G2)

ゴールドアクター

ゴールドアクター

ゴールドアクター

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