【大阪杯】今年も祭りだキタサンブラック「菊花賞に近い雰囲気」

30日、産経大阪杯(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行なわれた。

昨年の有馬記念3着で、菊花賞馬のキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)は黒岩悠騎手(レースでは武豊騎手)を背にCWコースでの追い切り。3歳未勝利のワンダラーズを0.4秒追走する形から、馬なりのまま6F85.4-69.2-54.0-39.0-12.3秒をマークし、僚馬と鼻面を並べるようにしてゴールへと飛び込んだ。

騎乗した黒岩騎手は「今週は馬なりで85秒台という指示。大きなストライドでリラックスして走れていましたね。自然と速いラップになるのも、それだけ状態がいい証拠でしょう」と、馬なりながらラスト1Fを12秒前半でまとめたパートナーを評価した。今回は有馬記念以来約3ヶ月ぶりの実戦となるが「同じ休み明けだったセントライト記念とは状態が違うし、菊花賞に近い雰囲気がありますよ」と、G1タイトルを獲得した際のデキを引き合いに出すほどの好仕上がりだ。

キタサンブラック

▲奥がキタサンブラック