【オークス】1週前 軽快12.3秒! シンハライト「桜花賞の状態を維持できている」

11日、オークス(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

桜花賞では悔しいハナ差負けを喫したシンハライト(牝3、栗東・石坂厩舎)は、池添謙一騎手を背に坂路で上がり重点の攻め。ビシッとラストに気合を付けると軽快なフットワークで登坂。4F53.8-39.2-24.8-12.2秒をマークした。

騎乗した池添騎手は「1週前なので『しっかりやってくれ』と。最後の反応も良かった。桜花賞もすごく良かったけど、その状態を維持できていますね。息遣いも良かったし、中間はゲート練習にも跨ってきました」と調整に余念がないことをアピール。

残念ながらデビューからの連勝は3で止まってしまったが、その内容は勝ちに等しいもので、故障で休養に入ったジュエラー、NHKマイルCに矛先を向けた桜花賞1番人気だった2歳女王メジャーエンブレムが不在となれば、実績から樫の女王に最も近い存在といえる。

「2400mは分からないところがありますが、折り合いはつくし、馬の後ろで我慢もできる。うまく乗ってあげたいです」と、鞍上ももちろんビッグタイトルを意識しているはず。桜花賞の悔しさを広い府中で一気に晴らしたいところだ。

シンハライト

シンハライト