藤田菜七子騎手が所属厩舎の馬で初勝利!

5月28日(土)、2回東京11日目2Rで3歳未勝利(ダ1300m)が行なわれ、藤田菜七子騎手騎乗の4番人気・ネイチャーポイント(牡3、美浦・根本厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:19.3(稍重)。

2着にはアタマ差で1番人気・シングンガガ(牝3、美浦・高市厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・ブライトピスケス(牡3、美浦・菅原厩舎)が続いて入線した。

レースは8枠15番からの競馬となったが、道中は中団前目の好位をキープ。先頭からは7~8馬身差くらいの位置で4コーナーを回って直線へ。
直線では大外に進出。早めに抜けだした人気のシングンガガとの差を一完歩ごとに詰めて、ちょうどとらえたところがゴール板。スロー画像がターフビジョンに映し出されると、場内からG1にも劣らない大歓声が上がった。

勝利した藤田菜騎手は、「デビューからずっと乗せてもらっていた馬ですし、所属厩舎の馬で勝てたのがうれしいです。ゴールしたとき、歓声が聞こえましたが、勝ったからなのか、届かなかったからなのかわからなくて。帰ってくるとき、ターフビジョンで確認し、よかったと安心しました。憧れの府中で勝て、喜びは格別です。ゲート再審査明けでも、ほんと優等生。大人しかったですし、ちょっとスムーズさを欠くところもあったのに、最後までしっかりとがんばってくれました」とコメント。

ネイチャーポイントは藤田菜騎手にとってJRA初騎乗時(2着)の馬で、師匠である根本康広調教師の管理馬での初勝利。今後もこのコンビの活躍に期待がかかる。また、藤田菜騎手は日曜12R、目黒記念(G2)サイモントルナーレに騎乗する予定になっていて、女性騎手初の重賞制覇に挑む構えだ。
馬主は井上修一氏、生産者は浦河町の高昭牧場。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。

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ネイチャーポイント
(牡3、美浦・根本厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:バクシンポイント
母父:サクラバクシンオー
通算成績:6戦1勝

藤田菜七子

藤田菜七子


藤田菜七子

藤田菜七子

藤田菜七子

根本康広調教師とガッチリ握手の藤田菜七子騎手



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