【エプソムC】フルーキー切れ味上々11.9秒 デムーロも納得の動き

6月12日(日)に東京競馬場で行われるエプソムC(G3)の追い切りが8日、栗東トレセンで行われた。

前走、新潟大賞典を2着しここへ駒を進めてきたフルーキーはM.デムーロ騎手を背にCWでタニノアーバンシー(古馬500万下)と併せ、67.6-52.7-38.9-11.9秒の時計をマーク。重馬場の中、全体時計、終いの切れともに上々で、昨年のチャレンジC以来の重賞2勝目に向けて好調子をアピールした。

追い切り後、騎乗したM.デムーロ騎手は「元気いいね。大丈夫、調子がいいよ。前走はすごく頑張ったんじゃないかな。距離が1800mというのもちょうどいいと思うよ」とコメント。2つ目のタイトル奪取に向けて、鞍上の手応えは十分のようだ。

同馬は菊花賞の6着以外、全て掲示板を確保している堅実派。G1への出走こそ菊花賞以来無いものの、二冠馬ドゥラメンテ、海外G1を2勝のエイシンヒカリらと差のない競馬を重ねてきた。ここで賞金を加算して、秋のG1シリーズに繋げていきたいところだ。