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【宝塚記念】1週前 G1連勝へ快調キタサンブラック清水久師「いつも通り」
2016/6/15(水)
15日、宝塚記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、天皇賞(春)で2つ目のG1タイトルを獲得したキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)は、CWコースで黒岩悠騎手(レースでは武豊騎手が騎乗予定)を背に古馬1000万のワキノヒビキと併せ馬を敢行。ゴール前で鞍上が軽く仕掛けると2馬身先行したパートナーと馬体を並べてフィニッシュ。タイムは7F98.1-81.6-65.9-51.5-38.4-12.0秒を計時した。
追い切りを見届けた清水久詞調教師は「中間も順調にこれています。それが何よりですね。今週は前に目標を置いて直線でしっかりと併せてやりました。時計は出る馬ですし、こんなモノ。いつも通りですね。しっかり負荷はかかっていると思いますよ」と順調さをアピール。高いレベルで状態をキープしている。
先のファン投票では堂々のトップ。前走の天皇賞は苦戦を強いられたが、最後の最後で差し返して2つ目のG1Vを果たし、今や押しも押されもしないアイドルホースの1頭だ。「前走はジョッキーが絶妙なペースコントロールをしてくれましたし、馬自身もそれに応えるように最後は差し返すように走ってくれた。競馬センスの高さだけじゃない、勝負根性の良さも見せてくれました。距離も問題ないし、今回もいい状態でレースに臨めるように調整していきます」と師も3つ目のG1タイトルへ気合十分。ファン投票1位の期待に応える走りが見られるか注目だ。
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