【ラジオNIKKEI賞】ゼーヴィント一走入魂「今回の結果によって今後の路線も決まる」

29日、ラジオNIKKEI賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、プリンシパルS3着のゼーヴィント(牡3、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F87.4-70.7-54.8-40.4-12.7秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「今回が今年5戦目とコンスタントに使ってきていますが、馬もギリギリガマンしてくれています。今日の追い切りも、ゴール板を過ぎても押していますし負荷は十分かかったと思います。日曜の競馬ですし、もし足りないようなら残りの日で微調整しようかと思います。追い切り時計自体は先週の方が立派でしたが、今週の方が集中して走れていましたし内容は良かったです。

ハンデは恵まれたかと思います。まだこれから先のある馬だと思っていますし、小回りどうこうは言っていられないという気持ちです。今回の結果によって今後の路線も決まってくると思いますし、ここを使って夏休みをあげたいので良い形で競馬が出来ればと思っています」

ゼーヴィント


前走、早苗賞1着のアップクォーク(牡3、美浦・中川厩舎)は、菅原隆一騎手を背に(レースでは柴山雄一騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F68.5-53.0-38.3-13.1秒をマークした。

【中川公成調教師のコメント】
「稽古は動く馬ですし、今日も折り合い重視の内容でしたが良い動きを見せていました。全体的に力を付けてきていますし、子供っぽさも見せなくなってきました。前走でもゲートで尻ッパネをしたりしてスタートが遅れましたが、ゲートさえ出れば先行力があるので小回りコースにも対応できると思います。メンバーは強くなりますが、ハンデ53キロは恵まれた感じがしますしどんな競馬をしてくれるか楽しみはあります」


前走、3歳500万下(4/9・中山・ダ1200)1着のトモトモリバー(牝3、美浦・本間厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、4F55.0-39.2-11.8秒をマークした。

【本間忍調教師のコメント】
「以前からオーナーサイドから芝のレースを使ってみたいというお話がありましたが、もうひとつ勝ってからにしましょうということを話して、前走はダートを使わせてもらいました。前走後は、ここを目標に調整してきました。芝については、何とかこなしてくれると思っています。ジョッキーには、先週稽古で乗って感触を掴んでもらいました。あとはジョッキーに任せるだけです。メンバーは強くなりますが、ハンデ50キロですし頑張ってもらいたいです」