【帝王賞】コパノリッキーが直線堂々抜けだして3馬身半差の快勝!

6月29日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・ 第39回 帝王賞(Jpn1)(4歳上 定量 指定 1着賞金:6000万円 ダート2000m )は武豊騎手騎乗の5番人気・コパノリッキー(牡6、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.03.5(不良)。

2着は3馬身半差で1番人気・ノンコノユメ(牡4、美浦・加藤征厩舎)、3着は5馬身差で2番人気・サウンドトゥルー(セ6、美浦・高木登厩舎)が入った。

スタートはほぼ横一線。内から馬なりでコパノリッキーが行く気を見せるが、押して押して大外枠からクリソライトがハナへ。アスカノロマンが直後の2番手を追走し、コパノリッキーは外目の3番手。ホッコータルマエ、サウンドトゥルーがほぼ並んでその後ろで前をマークする形。1番人気のノンコノユメはJRA勢では一番後ろのポジションから競馬を進めた。
3~4コーナーでJRA勢がひとかたまりに。クリソライトとアスカノロマンは早々と手応えが怪しくなり後退、代わって馬なりでコパノリッキーが先頭に立つと、後続を一気に2馬身、3馬身と突き放す。ホッコータルマエ、外からノンコノユメも懸命に追い込んでくるが、突き抜けたコパノリッキーの脚色は衰えず最後は3馬身半差を付けてのゴールインとなった。

勝ったコパノリッキーは昨年秋からチャンピオンズC、東京大賞典、フェブラリーSと3連敗を喫していたが前走のかしわ記念で見事に復活。これでG1は7勝目とし、秋に予定されているアメリカ遠征に向けて最高の形で春シーズンを締めくくった。
馬主は小林祥晃氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名より」

【武豊騎手のコメント】
「予想した展開でいい形のレースになりました。今日は相手も強いなと思っていましたが、連勝できて良かったです。秋にはアメリカにも行くプランがあるので楽しみです」

コパノリッキー
(牡6、栗東・村山厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:コパノニキータ
母父:ティンバーカントリー
通算成績:23戦12勝
G1勝利:
16年帝王賞(Jpn1)
14、16年かしわ記念(Jpn1)
14~15年JBCクラシック(Jpn1)
14~15年フェブラリーS(G1)

コパノリッキー

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