【プロキオンS】1週前 ブライトライン鮫島師「引っかかるのは調子が良い証拠」

29日、プロキオンS(G3)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

鮫島一歩調教師の管理馬2頭が出走を予定している。前走オアシスS1着からここへ駒を進めてきたブライトライン(牡7、栗東・鮫島厩舎)は、助手を背に坂路でテンから飛ばし50.8-37.5-25.7-13.7秒をマーク。終いはやや時計を要したが、全体時計としては50秒台の好タイムを計測。

「追い切りは引っ掛かっちゃったね。それだけ元気がいいと思っておこうかな。前走は58kgを背負って勝ってくれたし、あらためて力があることを証明してくれたね。中間も順調にきてるし、ここも楽しみですよ」と鮫島師。連勝に向けて好調子をキープしている様子だ。


もう1頭の出走予定馬、タガノトネール(セ6、栗東・鮫島厩舎)は松若風馬騎手を背に坂路で一杯に追われ51.8-38.3-24.6-12.2秒をマーク。重馬場の中、終いまでしっかりとした脚取りで駆け上がり、体調の良さをアピールした。

鮫島師は「あまり夏場に強くないんです。去年、佐賀で勝った時も夏負け気味のところがありましたからね。まだ朝晩が涼しいし、ここまでいい感じで調整ができていますよ」とコメント。前走のかきつばた記念4着からのレースとなるが「マイルもこなせるけど、この馬のベストは左回りの1400mと思っています。いい状態でレースに臨めるように調整していきます」と昨年のサマーチャンピオン以来2つ目の重賞制覇に向けて調整は順調だ。