【POG】タイムトリップが上がり33.8秒でまとめて逃げ切る…福島新馬

7月2日(土)、2回福島1日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の2番人気・タイムトリップ(牡2、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.7(良)。

2着には1馬身差で10番人気・ニシノマッハ(牡2、美浦・菅原厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・アメイズミー(牡2、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。
勝ち馬は好スタートからハナを切り、道中は後続を引き付けながらの逃げ。直線に向くと再加速し、上がり3F33.8秒とまとめ後続の追撃を退けた。

勝ったタイムトリップは近親に5勝を挙げたマルカボルトがいる。父のロードアルティマはこれまで中央競馬でデビューした産駒数が12頭と少ないながらも、半数の6頭が勝ち上がるなど堅実な走りを見せてくれている。この世代の登録頭数も15頭と少ないが、見事にこの世代1頭目の勝ち上がりとなった。
馬主は中村祐子氏、生産者は浦河町の鵜木唯義氏。馬名の意味由来は「時間旅行」

1着 タイムトリップ(柴田大騎手)
「調教のウッドでの走りはモタモタしていたのでどうかと思っていましたが、芝の走りは良かったですね。血統的にはダートの馬ですが、バネがあって伸びやかな走りをします。物見をしてフラフラしながら走っていて他馬に迷惑をかけましたが、後ろから来られるとまたハミを取ってくれました。完勝ですね。これからが楽しみです。コントロールもきくので、距離は延びても大丈夫だと思います」

2着 ニシノマッハ(大野騎手)
「前半は少しリズムに乗れませんでしたが、後半にかけて良い走りになってきました。まだ少しモサッとしていますが、これから良くなってくると思います」

3着 アメイズミー(蛯名騎手)
「4コーナーでの不利が全てです。ちょうど行き脚をつけるところでしたし、ああいう形になると馬はひるんでしまいますからね」

4着 ヤマニンシーベリー(田辺騎手)
「ゲートは速いと聞いていましたが、一番遅いくらいでした。前半は追走に苦労しましたが、最後はよく差を詰めていると思います」

5着 ユメチョキン(石橋脩騎手)
「3コーナー辺りで前に入られたときに手綱を引っ張る格好になったので外に切り替えましたが、それが良かったと思います。終いは良い脚を使ってくれましたし、初戦としては良い内容だったと思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

タイムトリップ
(牡2、美浦・菊川厩舎)
父:ロードアルティマ
母:ミルフォードスバル
母父:ホークアタック

タイムトリップ

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