【POG】ワールドツアラーが直線しぶとく脚を伸ばし力走V…福島新馬

ワールドツアラー


7月16日(土)、2回福島5日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、木幡巧也騎手騎乗の5番人気・ワールドツアラー(牝2、美浦・和田道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.3(良)。

2着には2馬身差で14番人気・パシオンシャンス(牝2、美浦・水野厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ティーデュエル(牝2、美浦・的場厩舎)が続いて入線した。

レースはスタートよく決める馬が多く、先行争いに。ゴチャついた先行集団からパシオンシャンスが抜け出しハナへ。直後にワールドツアラー、サノノジャングルなどが続き、先行勢は団子の状態で展開。人気のマスラオらは隊列の中団で進出の機会を狙っていた。
直線に入ると、前を行くパシオンシャンスとワールドツアラーが早めに後続を引き離しにかかる。先行勢一団も一気の脚で追い込みを見せたが、ティーデュエルの3着まで。結局最後まで二頭の争いとなり、ゴール手前でワールドツアラーが抜け出すとそのまま先頭でゴールし、新馬勝ちを決めた。

勝ったワールドツアラーは母フィジークルーズの初仔。母を含め、祖母スルーシーツーの仔らを3頭管理してきた厩舎ゆかりの血統で嬉しい初勝利を飾った。
馬主は有限会社スピードファーム、生産者は新冠町のスピードフアーム。馬名の意味由来は「世界を旅する人」。

1着 ワールドツアラー(木幡巧騎手)
「先生からは、先行してほしいという指示を受けていました。二の脚が速いですし、道中も流れに乗って上手く脚を溜められました。良い内容のレースが出来たと思います」

2着 パシオンシャンス(江田照騎手)
「走りが軽いですし、素直な馬ですね。まだ弱さがあって稽古をあまりやれていないと聞いていましたし、その割りには頑張っていると思います」

3着 ティーデュエル(的場騎手)
「センスの良い走りをしてくれましたし、競馬の内容としては合格点だと思います。体がフックラしてくれば更に良いと思います」

4着 アップルパンチ(津村騎手)
「調教のウッドチップでの走りではまだ足りないかという感じでしたが、返し馬から良い感じでしたし芝の走りは良かったです。ゲートも速かったですし、良い内容の競馬が出来ました」

5着 サノノジャングル(田辺騎手)
「小柄な馬だからか、ビクビクしながは走っている感じでした。ムチに敏感に反応したり、他馬に気を遣っていました。レースに慣れてくれば、と思います」

12着 マスラオ(戸崎圭騎手)
「返し馬ではセンスの良さそうな走りを見せていましたが、レースではモタモタしてついていけませんでした。距離適性については、まだ何とも言えませんね」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ワールドツアラー
(牝2、美浦・和田道厩舎)
父:ウインクリューガー
母:フィジークルーズ
母父:スピードワールド


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