ショウナンアデラ復活へ慎重 蛯名「細心の注意を払って調整」…福島テレビOP

20日、福島テレビOPの追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ヴィクトリアM16着のショウナンアデラ(牝4、美浦・二ノ宮厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.4-51.1-36.8-12.8秒をマークした。

【蛯名正義騎手のコメント】
「前走もとにかく使うだけという感じになりましたし、使ったあともまた休んでいますからね。2歳の良かった頃のように順調にいかず、なかなか戻ってきません。何とか形にしようと思って慎重に調整していますが、あちこちに疲れが出ます。壊してしまうわけにはいきませんし、厩舎サイドも脚元の様子を見ながら細心の注意を払って調整しています。今回もまだ6分くらいのデキかと思います。これから順調に調教を消化してレースを使えるようになれば、と思っています」


前走、京都記念13着のマイネルディーン(牡7、美浦・鹿戸雄厩舎)は、津村明秀騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F56.1-40.8-13.3秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「この時期はいつも夏負けで状態がもうひとつでしたが、今年は涼しい北海道の牧場で調整してもらってきて例年よりも良い状態です。福島コースは相性が良いですからね。福島では、不向きな展開でも脚を使って良いところまできていますし、今回も楽しみはあります。これまでは強い相手と戦ってきていますし、それを考えればここでもやれるのではないかと思っています」

前走、松島特別1着のカウニスクッカ(牝5、美浦・尾形和厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.7-55.6-41.1-13.5秒をマークした。

【尾形和幸調教師のコメント】
「前走は上手くいきましたね。今回は中一週ですしノンビリさせたいと思っていますが、馬がちょっと気負ってカッカしています。格上挑戦になりますが、戦法はひとつですから自分の競馬をするだけです。今の福島の荒れた馬場は良いですね」