【函館2歳S】レヴァンテライオンがレコードで快勝!皇成もガッツポーズ!

レヴァンテライオン

7月24日(日)、2回函館6日目11Rで第48回函館2歳S(G3)(芝1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の2番人気・レヴァンテライオン(牡2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.2(良)。

2着には半馬身差で1番人気・モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆厩舎)、3着には1馬身1/4差で13番人気・タイムトリップ(牡2、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。

バリンジャーが大きく出遅れ。対して一番良いスタートを切ったのがレヴァンテライオン。しかしスッと下げて好位へ。内からザベストエバーがそれを制してハナへ。断然人気のモンドキャンノは好位馬群の中で掛かり気味に追走。その1馬身後ろにロイヤルメジャー、ドゥモワゼルが並んで、レースは3~4コーナーから直線へ。
逃げたザベストエバーに早めに並びかけるレヴァンテライオン。残り200mのハロン棒を過ぎて堂々と先頭に立つ。モンドキャンノは馬群をさばいて追いすがるが、その差はジリジリとしか詰まらない。最後は馬体を並べるところまで追い詰めたが、3/4馬身の差を付けてレヴァンテライオンが世代最初の重賞制覇を飾った。鞍上の三浦皇成騎手にとっても昨年の根岸Sをエアハリファで勝利して以来の嬉しい重賞タイトルで、ゴール時には大きく左手を挙げて喜びを表現した。

勝ったレヴァンテライオンの父、パイオニアオブザナイルは日本の競馬ファンにとっては馴染みの薄い名前だが、昨年米国三冠を37年ぶりに達成したアメリカンファラオを輩出しており、米国では今勢いに乗ろうとしている種牡馬である。この馬を含めて日本で血統登録されたのは3頭しかおらず、初勝利を挙げたこの馬が初重賞勝利も達成した形だ。また、昨年にセゾンレースホースから社名変更したライオンレースホースにとっても初の重賞タイトルとなった。

馬主はライオンレースホース株式会社、生産者は米のHargusSexton,SandraSexton,TomBozarth&SilverFernFarmLLC。馬名の意味由来は「東方(伊)+ライオン。東方のライオン」。

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レヴァンテライオン
(牡2、栗東・矢作厩舎)
父:Pioneerof the Nile
母:Ghostly Darkness
母父:Ghostzapper
通算成績:2戦2勝
主な重賞勝利:
16年函館2歳S(G3)

レヴァンテライオン

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レヴァンテライオン

約1年半振りに重賞制覇を挙げた三浦皇成騎手はプレゼンターのDAIGOさんと「ウイッシュ」


レヴァンテライオン


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