トピックスTopics
【サンタアニタT】的場文男騎手6901勝目はリアライズリンクスで押し切り!
2016/8/3(水)
8月3日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第37回 サンタアニタトロフィー(S3)(3歳上 ハンデ 1着賞金:1300万円 ダート1600m)は、的場文男騎手の5番人気・リアライズリンクス(牡6、浦和・小久智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.40.9(重)。
2着は1馬身1/4差で1番人気・テムジン(牡7、浦和・小久智厩舎)、3着には3馬身差で3番人気・アメージングタクト(牡6、大井・藤田輝厩舎)が続いて入線した。
テンから勢い良く飛び出したのはサトノタイガーとゴーディ。リアライズリンクスも好位につけるが、先頭集団は比較的まとまりつつ最初のコーナーを回る。向こう正面で先頭集団後方につけていたアメージングタクトがマクって、3角では3~4番手付近まで並びかける。中団につけていたテムジンも大外へ進路をとり、最後の直線へ。しかし、先行抜け出しの形をとったリアライズリンクスが後続の追撃を許さず、そのままV。2着にはテムジンが浮上し、小久保智厩舎はワンツーを決めた。
勝ったリアライズリンクスは4歳時に7連勝を挙げ、地元・浦和のゴールドC(S3)を制覇。昨年も交流重賞のさきたま杯(Jpn2)で3着などの実績を残していたが、昨年4月以来の勝ち星で重賞2勝目。
これまでは左海誠二騎手が主戦を務めていたが、一昨日に地方通算6900勝を達成したばかりの地方競馬のレジェンド・的場文男騎手との初コンビで見事に復活を遂げた。馬主は飯田訓大氏、生産者は平取町の赤石牧場。
【的場文男騎手のコメント】
「ハナは行かなくても3~4番手くらいにつけようと思っていました。平均ペースでね、自分の馬のペースだな、と思いながら向こう正面では乗っていました。3~4コーナーでズルいところを見せたんですが、4コーナーでグンとハミをとって、これならいける、と手応えがありました。(自身のメモリアルVについては) いや、もう6900勝ととてつもない数字ですが、長い間乗せてもらったのもファンの皆さんの声援と関係者のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちで一杯です!」
【小久保智調教師のコメント】
「(リアライズ)リンクスはここ最近、順調に使えなかったのですが、今年に入って不安なところがなくて、どんどん良くなっていました。(前走、6月の京成盃グランドマイラーズも)間隔が空いていた中で、それなりのレースができていたので確実に上昇している、と感じていましたよ。
レースについて詳しくはわかりませんが、4コーナーを観た時にテム(テムジン)かリンクスのどちらかかな、と思いましたね。最後はリンクスが凌ぐんじゃないかと思いました。
(3頭出しで1、2、4着に)それぞれに1着でも納得できる内容じゃないかと思っていました。1400、1600があっている馬ですから、今後もその路線を攻めて行きたいですね。厩舎もここ最近はふるいませんでしたが、これから秋にかけて頑張っていきたいです」
リアライズリンクス
(牡6、浦和・小久智厩舎)
父:ダイタクリーヴァ
母:ブライティアイブン
母父:マイネルラヴ
通算成績:28戦13勝
重賞勝利:
16年サンタアニタトロフィー(S3)
14年ゴールドC(S3)
来月60歳を迎える大井の鉄人 一昨日には地方通算6900勝を挙げたばかりで存在感を魅せつけた
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/24(水) 【羽田盃】白雪姫の物語に新たな1ページ!アマンテビアンコが交流元年の羽田盃を制す
- 2024/4/24(水) 【天皇賞・春】栗東滞在で大一番へ!レジェンドを背にサリエラが春の盾獲りに挑む
- 2024/4/24(水) 【天皇賞・春】見せたい菊花賞馬の意地!ドゥレッツァを管理する知将のホンネ
- 2024/4/24(水) 【天皇賞・春】長距離で安定感抜群!ワープスピードが一発を狙う!
- 2024/4/24(水) 【青葉賞】舞台実績あり!指揮官が語るウインマクシマムの現状
- 2024/4/24(水) 【青葉賞】前走の敗因は明確!トロヴァトーレがダービーの切符獲りへ
- 2024/4/24(水) 【ユニコーンS】連勝中のサトノエピックが勢いそのままに重賞獲りに挑む!
- 2024/4/24(水) 【ユニコーンS】いざ東京ダービーへ!指揮官が語るミッキーファイトの能力