5歳牝馬エイシンローリンが得意の休み明けで逃げ切りV!…NST賞

8月21日(日)、2回新潟8日目11RでNST賞(ダ1200m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の6番人気・エイシンローリン(牝5、栗東・松永昌厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.4(良)。

2着には3/4馬身差で2番人気・ゴーイングパワー(牡7、栗東・岩元厩舎)、3着にはクビ差で14番人気・キャプテンシップ(牡4、栗東・森厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたワディ(牝5、栗東・野中厩舎)は7着に敗れた。

最内のエイシンローリンとカジキが先行争い。ゴーイングパワー、ポメグラネイト、キャプテンシップが好位で続き、ワディは中団やや後ろ、レーザーバレットは後方4番手で終いにかける。
直線に入るとエイシンローリンがカジキを振り切ってリードを奪う。外からキャプテンシップ、3頭の間からゴーイングパワーも割って出るが、先頭との差はなかなか詰まらず、エイシンローリンがそのままトップでゴールに入った。

勝ったエイシンローリンは、昇級2戦目で嬉しいオープン初勝利。これが通算5勝目となったが、いずれも前走から8週以上の間隔を開けての勝利で、前走12着大敗から鮮やかな変わり身を見せた。
馬主は株式会社栄進堂、生産者は新ひだか町の城地清満氏。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

1着 エイシンローリン(津村騎手)
「マイペースでハナに立てました。左回りでは少し外に張る感じになったところは気になりました。最後は一杯になりましたが、よく凌いでくれました」

2着 ゴーイングパワー(大野騎手)
「馬体を併せてから根性を見せてくれましたね。ダートのこの距離は良いですね」

3着 キャプテンシップ(田中勝騎手)
「良い位置で競馬が出来ましたし、よく頑張ってくれました。斤量が軽かったこともありますが、この馬自身の能力もありますよ」

4着 カジキ(柴田善騎手)
「今までで一番スムーズな競馬が出来ましたが、あまりスムーズな形では逆に良くないのかもしれませんね」

5着 ナンチンノン(丸田騎手)
「前半オーバーペースにならないようにという指示を受けていたので控えましたが、馬も戸惑わずに折り合ってゆったり走れましたし終いも脚を使ってくれました」

7着 ワディ(内田博騎手)
「自分の馬もゲートを出ていますが、周りが速かったですね。今日は結果的に内めの枠がアダになりました。スッと流れに乗っていく形が理想ですね」

NST賞の結果・払戻金はコチラ⇒

  • エイシンローリン
  • (牝5、栗東・松永昌厩舎)
  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:バーリンスワン
  • 母父:Peaks and Valleys
  • 通算成績:14戦5勝

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