【POG】ルートディレクトリが好センスを見せてデビュー勝ち!…新潟新馬

ルートディレクトリ

8月27日(土)、2回新潟9日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、丸田恭介騎手騎乗の7番人気・ルートディレクトリ(牡2、美浦・宗像厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.0(良)。

2着にはクビ差で1番人気・リスグラシュー(牝2、栗東・矢作厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ブリラーレ(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)が続いて入線した。

バラバラとしたスタートの中、勝ち馬は好発を決めて好位を追走。道中もしっかりと折り合い、中団前目のポジションをキープしたまま直線へ。
残り600mのハロン棒を過ぎても鞍上・丸田騎手は持ったままの手応え。直線半ばで仕掛けると内目を走る先行各馬を一気に交わして先頭に立つ。ゴール前、外から人気のリスグラシューが猛追するも、最後までしっかりと末脚を伸ばしたルートディレクトリがテンよし、中よし、終いよしの好内容でゴールを駆け抜けた。

勝ったルートディレクトリは新種牡馬タートルボウルの産駒で、これが3頭目の勝ち上がり。祖母エアウイングスは97年阪神牝馬Sの勝ち馬で、おばウイングレットも05年中山牝馬Sを制するなど、近親に牝馬の活躍馬が多い血統。母クリッピングエリアも新潟でデビュー勝ちを挙げている。
馬主は薗部博之氏、生産者は日高町のメイプルファーム。馬名の意味由来は「最上位の階層を表すコンピューター用語」。

1着 ルートディレクトリ(丸田騎手)
「調教内容から良さを感じていました。物音に敏感なところがあるのでその辺りは競馬での課題かと思っていましたが、上手に競馬をしてくれました。包まれない枠も良かったですね。先頭に立ってから物見をするところもありましたし、まだまだこれから良くなってくると思います」

2着 リスグラシュー(中谷騎手)
「この馬の姉が気持ちが勝っていてガツンとくるところがあったので、血統的にその辺りを考えながら乗りました。まだ道中でハミを取らなかったりフワフワしているところもありましたが、力があることは分かりましたし悲観する内容ではないと思います」

3着 ブリラーレ(北村宏騎手)
「スタートを少し忙しい感じで出て最初の1ハロンは少し力んでいましたが、その後は息を入れながら上手に走っていました。気持ちが前向きですし良い馬ですよ」

4着 サンデームーティエ(岩部騎手)
「調教で乗って、良い意味での遊びがあって好感触を掴んでいました。レースでも上手に走ってくれたと思います」

5着 ライトオブピース(石橋脩騎手)
「よく調教を積まれている感じがしました。まだトモに緩さがありますし、走る気持ちはありますが体がついてこない分スタートも遅れてしまいました。ムリせずジックリ走らせましたが、いくら脚を溜めたからといってあそこまで良い脚はなかなか使えませんよ。かなり能力があると思います。これから更に良くなってくると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • ルートディレクトリ
  • (牡2、美浦・宗像厩舎)
  • 父:タートルボウル
  • 母:クリッピングエリア
  • 母父:シンボリクリスエス
ルートディレクトリ

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