【ローズS】1週前 桜の女王ジュエラー復帰 坂路で自慢の切れ味披露

7日、ローズS(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

桜花賞1着以来となるジュエラー(牝3、栗東・藤岡健厩舎)は坂路での追い切り。強めに追われ4F53.9-39.3-25.5-12.3秒をマーク。最後は併せた僚馬ワントゥワンを突き離した。

「終いが速くなるイメージでやりました。動きもしっかりしていたし、骨折した影響も感じませんよ。馬体の緩さもひと追いごとになくなってきています。数字的には増えてきそうですが、もともとが大きな馬だし、成長分と見込んでいます」と騎乗した仲田助手

桜花賞は4角17番手から33秒0の鬼脚を繰り出し、ゴール前でシンハライトをハナ差捕えて優勝。わずか2センチ差の勝負をモノにして、桜の女王に輝いた。デビューから4戦全てで最速上がりをマークしており、末脚の破壊力は世代No.1。骨折休養明けにはなるものの、オークス馬シンハライトとの直接対決でどちらに軍配が挙がるか注目を集める。