メラグラーナが人気に応えて2連勝でオープン入りを果たす!…セプテンバーS

メラグラーナ

9月24日(土)、4回中山5日目11RでセプテンバーS(芝1200m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・メラグラーナ(牝4、栗東・池添学厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.7(稍重)。

2着には3/4馬身差で6番人気・クードラパン(牝3、美浦・久保田厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・マルヨバクシン(牝4、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

ラズールリッキーが外で好スタートを決める。それを内からクードラパンが制してハナへ。続いてシャトルアップ、アドマイヤイナズマも先行集団を形成し、人気の一角サザナミはそれらの直後をインコースで追走。メラグラーナは中団外目でじっくりと脚を溜める。前半3F34秒7と緩い流れでレースは4コーナーを回って最後の直線へ。

逃げるクードラパンが粘る。アドマイヤイナズマが迫り、サザナミは内目に入ってやや追いづらくなってしまう。外から1頭だけ違う脚色で伸びてきたのがメラグラーナ。画面に現れたと思ったその瞬間、一気に前を捕えて先頭でゴールイン。2着には最後まで踏ん張ったクードラパン、3着にはマルヨバクシンが入った。

勝ったメラグラーナは前走のフィリピントロフィーを上がり3F33.1秒の末脚で突き抜け2馬身半差の快勝。父、ファストネットロックはオーストラリア生まれのデインヒル直仔で、先週の仲秋Sを勝ったブラヴィッシモなどを輩出している。この馬はデビューが3歳3月と遅れたが、ここに来てスプリント能力が開花。2連勝で見事にオープン入りを果たした。
馬主は吉田和美氏、生産者は豪のEmiratesParkPtyLtd。馬名の意味由来は「ざくろ(伊)」。

セプテンバーSの結果・払戻金はコチラ⇒

  • メラグラーナ
  • (牝4、栗東・池添学厩舎)
  • 父:Fastnet Rock
  • 母:Ghaliah
  • 母父:Secret Savings
  • 通算成績:12戦5勝
メラグラーナ
メラグラーナ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。