【POG】ムーヴザワールドが競り合いを制してデビューV!…阪神新馬

ムーヴザワールド

9月25日(日)、4回阪神6日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ムーヴザワールド(牡2、栗東・石坂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.8(良)。

2着にはクビ差で1番人気・エアウィンザー(牡2、栗東・角居厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・オーサムバローズ(牡2、栗東・中内田厩舎)が続いて入線した。

オーリャセブンがスタート良く飛び出したが、それを制してオーサムバローズがレースを先導。オーリャセブン、マイネルフェアネス、ムーヴザワールド、サンナイトと続き、エアスピネルの弟エアウィンザーは後ろから4番手。先頭から最後方までほとんどひと塊で、エアウィンザーも4コーナー手前では外めの好位に取り付いて前を射程圏に入れる。
逃げるオーサムバローズの外から満を持して追い出されたエアウィンザー、ナイトバナレットが襲いかかり、残り100mでエアウィンザーが先頭。そのまま押し切りにかかるところで狭い間を割って出たのがムーヴザワールド。エアウィンザーも懸命に食い下がるが、クビ差振り切ってムーヴザワールドが初陣を飾った。

勝ったムーヴザワールドは、姉が昨年のローズSを勝ったタッチングスピーチ、母もイギリスのG1ホースという超良血で、クラブでの募集価格は世代最高額の1億5000万円(40口)という期待馬。調教では飛び抜けて目立つ時計を出していなかったが、510キロの恵まれた馬体から繰り出された末脚は大物感たっぷり。2着のエアウィンザーとともにクラシック戦線を盛り上げていく1頭となりそうだ。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「世界を動かす」。

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  • ムーヴザワールド
  • (牡2、栗東・石坂厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:リッスン
  • 母父:Sadler’s Wells
ムーヴザワールド
ムーヴザワールド

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