【毎日王冠】ルージュバックが大外から極上の切れで重賞連勝!

ルージュバック

10月9日(日)、4回東京2日目11Rで第67回毎日王冠(G2)(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ルージュバック(牝4、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.6(稍重)。

2着にはクビ差で3番人気・アンビシャス(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には3馬身差で11番人気・ヒストリカル(牡7、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

好スタートはディサイファ。しかしそれを制してマイネルミラノがハナへ。2番手にウインフルブルーム、3番手にロゴタイプが上がる。中団にアンビシャスがいて、ルージュバックはその更に後ろ、後方グループを追走。1000m通過が60秒3の淡々としたペースで4コーナーから最後の直線へ向く。

逃げるマイネルミラノの外から差を詰めるロゴタイプ。ジワリジワリと差してくるが、残り200mで一気に外からアンビシャスとルージュバックが追い込んで来て先頭に立つ。内がアンビシャス、外がルージュバック。ゴールまで火花散る叩き合いとなったが、最後はルージュバックがクビ差競り落として1着でゴールを駆け抜けた。

勝ったルージュバックはデビュー3連勝できさらぎ賞を制し、牝馬クラシック最有力候補に挙げられながら、最高着順はオークスの2着と他馬の後塵を拝していたが、前走のエプソムCを牡馬相手に上がり3F32.8秒の末脚を披露して勝利。今回はそれに続く重賞連勝で、重要な秋初戦を制し、秋のG1シリーズに向けて弾みをつけた。なお、牝馬の優勝は93年シンコウラブリイ以来、実に23年ぶりとなった。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ブランデーをジンジャーエールで割ったカクテル名」。

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  • ルージュバック
  • (牝4、美浦・大竹厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:ジンジャーパンチ
  • 母父:Awesome Again
  • 通算成績:11戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 16年毎日王冠(G2)
  • 16年エプソムC(G3)
  • 15年きさらぎ賞(G3)
ルージュバック
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