【菊花賞】サトノダイヤモンドと最後の一冠へ ルメール「100%の状態で挑める」

サトノダイヤモンド

19日、菊花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、神戸新聞杯を制したサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)はC.ルメール騎手を背に、CWで併せ馬。2歳馬ペルシアンナイトの内から0.5秒追走し、0.1秒先着する内容。4F52.9-38.0-11.8秒でフィニッシュ。

これまで最終追い切りでCW半マイル調教は2度。いずれもその戦後は勝利を収めている調整メニューからも順調さが窺える。皐月賞では3着、ダービーではハナ差の2着と能力はG1級である事は疑う余地はなし。悲願のG1制覇へ向け、最後の一冠に懸けるモチベーションは高いはずだ。

池江泰寿調教師の追い切り後インタビュー ⇒


追い切り後、C.ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

●神戸新聞杯は休み明けで快勝「菊花賞ではもっと良くなります」

-:おはようございます。今日はCWで併せ馬でしたが、動きはいかがでしたでしょうか。

C.ルメール騎手:とてもイイ感じでした。今日の追い切りは短い距離、800mでした。直線での反応がすごく良かったです。追い切りの時計が速かったです。馬の状態は完璧です。直線ではスムーズでリラックスしていました。嬉しいですね。

-:前走の神戸新聞杯を使って、更に良くなっているという印象はありますか?

ル:良くなっていると思います。前走は休み明けで、フレッシュな状態でしが、直線は伸びてくれました。今度はもっとリラックス出来て、乗りやすいと思います。自信はあります。

-:前走の神戸新聞杯はどうでしたか?

ル:コンディションは100%じゃなかったけど、4コーナーから自分でハミを取って走っていきましたが、ゴールまで頑張ってくれました。菊花賞でコンディションは良くなったと思います。今回は100%で出られると思います。

サトノダイヤモンド

最後の一冠奪取へサトノダイヤモンド

-:京都競馬場ですが、いかがですか?

ル:合っていると思います。3回勝ちました。内回り、外回りは関係ないです。

-:距離が3000mになりますが、どうですか?

ル:距離は長いと思います。3歳で、みんな初めてですから、まだわからないけど、サトノダイヤモンドはスタミナがあると思います。母は2400mで勝っていますからね。リラックスして走ってくれれば3000mは大丈夫と思います。

-:今回はどんなレースにしたいですか?

ル:いつもスタートやペースによりますけど、一番大切な事は、リラックスして走る事ですね。

-:ポジションなどは考えていますか?

ル:まだわからないですね。6、7番手で競馬したいですね。もし、良いスタートを切ったら前で競馬になると思います。直線で伸びてくれると思います。

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドと最後の確認をするルメール騎手

-:ライバルはいかがですか?

ル:一番のライバルはディーマジェスティです。皐月賞を勝って、ダービーでは3着。良い競馬でした。この間の中山は簡単に勝ちました。とても良い馬です。彼が一番のライバルですね。

-:最後にファンの皆さんに向けてお願いします。

ル:3歳の最後のクラシックです。みなさんサトノダイヤモンドを応援して下さい。彼はG1を勝てる馬ですから、応援をお願いします。