【菊花賞】ダイヤモンド好枠3番ゲート「ここならロスなく立ち回れる」

10月23日(日)に京都競馬場で行われる菊花賞(G1)の枠順が確定した。

皐月賞を3着、日本ダービーをハナ差の2着とG1制覇まであと一歩まで迫っているサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、2枠3番から3000mの長丁場へ挑む。

兼武調教助手は「競馬の上手な馬ですから、こだわりは無かったですけど、この枠ならロスなく立ち回れると思います。皐月賞からダービーで上昇した時と同様に、今回も前走でガス抜きができて状態は上がってきています。期待通りの走りをしてくれるでしょう」と最後の一冠に望みを託す。

秋初戦の神戸新聞杯ではミッキーロケットに苦しめられながらも最後はねじ伏せて勝利。その勝ち方はG1を何勝もしている馬のような貫禄たっぷりなもの。惜敗が続いた春二冠のぶん、またダービーで敗れたライバル・マカヒキのぶんも最後の一冠は誰にも譲れないところだ。3年連続で連対馬を送り出している好枠から菊の大輪をつかむことができるかに注目。