【POG】堅実血統レッドルチアが差し切りV…東京新馬

10月22日(土)、4回東京6日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・レッドルチア(牝2、美浦・鹿戸雄舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.6(良)。

2着には半馬身差で2番人気・アルミレーナ(牝2、美浦・国枝厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・パストラル(牝2、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートを切ったのはパストラルも馬なりでラチ沿いに寄せ、内から押してハナに立ったのはネコフッピー。ディアラビーニアが続き、1番人気に支持されたレッドルチアは中団からの競馬。出負けしたアルミレーナは向正面で徐々にポジションをあげる。先頭のネコフッピーが5馬身ほど後続を離して直線へ。

早めに手が動き出したネコフッピーを最初に捕らえたのはパストラル。しかし、外を回ってアルミレーナが持ったままの手応えで並びかけ、その後方からレッドルチアも追撃を開始。一旦はパストラルとアルミレーナの叩き合いになるも、鞍上の合図に鋭く応えたレッドルチアが長い直線を利用して加速し、ゴール前で差し切って新馬勝ち。

勝ったレッドルチアは半姉に5勝馬レッドセシリア、全兄に4勝馬レッドライジェルがいる血統で、堅実に走る血統から1番人気に支持された。クラブ募集総額は4800万円。鹿戸雄厩舎はウインシトリンに続いて2頭目の新馬勝ちを決めた。
馬主は株式会社東京ホースレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+「光」の意味を持つ女性名より」。

1着 レッドルチア(M.デムーロ騎手)
「よく頑張ってくれました。賢い馬で、レース運びが上手です。走りが軽いですし、キレイなフットワークで走りますね」

2着 アルミレーナ(蛯名騎手)
「返し馬でも凄かったですし、ゲートの中では座る格好になってしまって、あけるタイミングを待ってもらうくらいでしたからね。能力は間違いなくありますが、気性面で少し危うい感じがあります。その辺りがこれから少しずつ成長していけば良いですね」

3着 パストラル(福永騎手)
「聞いていた通り、スタートがすごく速かったです。コントロールもしやすくて2番手から上手に走れましたが、上位馬とは決め手の差が出たかと思います」

4着 サクラハナコ(松岡騎手)
「少し気難しい面はありますが、センスの良い馬ですね。これからが楽しみです」

5着 ディアラビーニア(丸田騎手)
「小柄な馬で、まだ稽古で良さが出ていない感じだったのでどうかと思っていましたが、実戦に行ってしっかり走ってくれましたね。道中も良い感じでしたし、終いも脚を使ってくれました。距離はマイルから1800くらいが良さそうです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • レッドルチア
  • (牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:サセッティ
  • 母父:Selkirk

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