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【POG】シンボリバーグが馬群を縫うように抜け出して快勝!…東京新馬
2016/11/5(土)
11月5日(土)、5回東京1日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の2番人気・シンボリバーグ(牝2、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.9(良)。
2着にはクビ差で5番人気・キングリッド(牡2、美浦・池上弘厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・カケルテソーロ(牡2、栗東・吉村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミンネザング(牝2、美浦・萩原厩舎)は5着に敗れた。
カケルテソーロが押し出されるようにハナを切る。シンボリバーグは好位3番手を追走し、人気のラッシュハート、ミンネザングは中団で控えた。直線に向いて、カケルテソーロが逃げ切り態勢に持ち込む。外から良い脚で上がってきたのがキングリッドで、一気に前を捕えにかかる。この2頭の間に入ったのがシンボリバーグ。残り100mでわずかに空いたスペースからグイッと抜け出して先頭でゴールを駆け抜けた。
勝ったシンボリバーグの母、スポークンファーは米国でマザーグースS、CCAオークスと2つのG1を勝利しており、来日してからはディープインパクト、キングカメハメハ、ダイワメジャー、オルフェーヴルとトップサイアーのみを付けられている。ダイワメジャー産駒はこの勝利が今年19頭目の勝ち上がりとなり、2歳サイアーランキングでトップに立っている。今後も産駒の活躍に注目したい。
馬主・生産者は日高町のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「冠名+指輪(仏)」。
1着 シンボリバーグ(北村宏騎手)
「落ち着いてレースまでいけました。スタートは促す感じになりましたが、道中はリズム良く馬込みの中で運べました。一旦は2着馬に出られましたが、そこからよく盛り返してくれました」
2着 キングリッド(松岡騎手)
「良い脚を持っていますね。まだ気性面が幼くて抜け出すとソラを使ってしまいますし、最後は差し返されてしまいました。軽い芝は合っていますし、これから体がしっかりしてくれば楽しみです」
3着 カケルテソーロ(大野騎手)
「大型馬でまだ少し緩い感じはしますが、レースセンスが良い馬ですね」
4着 ラッシュハート(戸崎圭騎手)
「外から来られたときにササるところを見せたりしましたが、初戦から上手に走ってくれました。まだビシッと追われていない分勝負どころでモタつきましたが、使われて良くなってくると思います」
5着 ミンネザング(ルメール騎手)
「物見をしたりして、まだ若さがありますね。使って良くなってくれば、と思います。距離は1800くらいでも良さそうです」
- シンボリバーグ
- (牝2、美浦・藤沢和厩舎)
- 父:ダイワメジャー
- 母:スポークンファー
- 母父:Notebook
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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