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【POG】ハナレイムーンが断然人気に応えて直線突き抜ける!…東京新馬
2016/11/20(日)
11月20日(日)、5回東京6日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の1番人気・ハナレイムーン(牝2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.8(良)。
2着には3馬身差で7番人気・ヴェルデミーティア(牝2、美浦・戸田厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・レッドジェノヴァ(牝2、美浦・小島茂厩舎)が続いて入線した。
クラシカルレディがハナを切り、レッドジェノヴァが2番手。ハナレイムーンは好位の4番手、外目を追走。ジュリエットベールは中団からレースを進めた。先頭からシンガリまで一団のまま、直線に向く。クラシカルレディが粘るところをヤマニンルサリーが交わす。外からはジュリエットベールが内をまとめて捕えにかかるが、その外から伸びてきたのがワンテンポ遅らせたハナレイムーン。残り200mで先頭に立つと、後続を引き離す一方。最後は3馬身差をつけて悠々とデビュー勝ちを飾った。
勝ったハナレイムーンは祖母が牡馬相手に94年安田記念、マイルCSを勝利したノースフライトで、近親には種牡馬として春の天皇賞馬ビートブラックを輩出したミスキャストがいる。デビュー前には未出走馬ながら500万特別の赤松賞にも特別登録されており、期待の高さが窺えた。ディープインパクト産駒はこれで世代21頭目の勝ち上がりとなり、2歳リーディングサイアー2位につけている。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「カウアイ島、ハナレイ湾の月」。
1着 ハナレイムーン(石橋脩騎手)
「上手に返し馬ができ、ゲート入りもスムーズ。安心してスタートが切れました。すっといいポジションを取れましたし、壁をつくって運びました。直線は予想通りの伸び。すばらしい馬ですよ」
2着 ヴェルデミーティア(和田騎手)
「乗りやすく、とてもいい馬です。ステイゴールド産だから大丈夫と見て、馬場の悪いところを突きましたが、よく伸びましたね。まだ緩く、これからが楽しみです」
3着 レッドジェノヴァ(田辺騎手)
「勝ち馬は強かった。期待している馬ですし、内容は上々です。体型や走りがゆったりしているので、距離もこなせますよ」
4着 ジュリエットベール(勝浦騎手)
「いいポジションで競馬ができた。追い出しを我慢でき、上がりの速い競馬でも健闘しています」
5着 ヤマニンルサリー(柴山騎手)
「これからという感じ。使って良くなります」
- ハナレイムーン
- (牝2、美浦・堀厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:ハウオリ
- 母父:キングカメハメハ
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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