【チャンピオンズC】1週前 コパノリッキー大差先着「ここまで何の不安もない」

コパノリッキー

23日、チャンピオンズC(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、JBCクラシック5着のコパノリッキー(牡6、栗東・村山厩舎)は、C.ルメール騎手を背にCWコースで古馬500万のアートラヴァーを0.4秒追走。直線で鞍上がゴーサインを出すとグングン加速してゴールでは1.5秒先着。6F83.8-67.0-51.6-37.5-12.3秒をマークした。

村山明調教師は「5Fで予定したより2秒近く速くなりましたが、それだけ具合がいい証拠ととらえています。ルメールも『いい感じ』と言っていました。以前に乗って勝ってくれていますからね」と久しぶりにコンビを組む鞍上に全幅の信頼を寄せる。

5月のかしわ記念から、帝王賞、南部杯と交流G1を3連勝したが、前走のJBCクラシックはやや中途半端な位置取りで、伸びずバテずといった格好での5着。「前走はアウォーディーを意識しすぎたような競馬。スムーズに走れていたら結果も違っていたと思います。ここまで何の不安もなく順調にこれていますね」と態勢を立て直してリベンジに挑む。

このレースは3年連続の出走で、前2年はどちらも1番人気に支持されながら、その期待に応えることが出来なかった。この秋、絶好調の鞍上を迎えて3度目の正直となるか。まだまだ世代交代を許すわけにはいかない。

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