キタサンブラックは生涯2度目となる1番人気に応えられるか

11月27日(日)、東京競馬場で行われる第36回ジャパンカップ(G1)(3歳上 混合 国際 指定 定量 芝2400ｍ)の前日最終オッズが発表された。

1番人気は3.5倍で最内枠に入ったキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)。初めて1番人気に支持された京都大賞典を勝利し、予定通りにジャパンCへ駒を進めてきた。1番枠は3戦3勝と大得意にしており、レースに行っての安定感も抜群。菊花賞、天皇賞(春)に続く3つ目のタイトルはすぐそこだ。

それに続く2番人気がグランプリホース・ゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)で4.3倍。破竹の4連勝で有馬記念を制した実力馬も、今年はG1未勝利。1番人気に支持されながら12着に敗れた天皇賞(春)の悔しさをここで晴らしたい。JC、有馬と残る秋2戦、全力投球で挑む。

3番人気は天皇賞(秋)2着のリアルスティール(牡4、栗東・矢作厩舎)で5.7倍。ドバイターフを制したようにワールドクラスの力量は疑いようのないもの。今回はそのドバイ以来となるムーア騎手とのコンビで国内G1初制覇を狙っている。

今年の皐月賞馬ディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)が4番人気で6.9倍とここまでが10倍以下のオッズ。菊花賞は4着と案外な結果に終わってしまったが、今回は輸送もないホームと言える東京競馬場。ハイレベルとの呼び声高い3歳世代の実力を古馬に示すことができるか。

以下、昨年5着でM.デムーロ騎手が騎乗するサウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は12.7倍の5番人気、毎日王冠とエプソムCを制したルージュバック(牝4、美浦・大竹厩舎)が14.3倍で6番人気、アルゼンチン共和国杯1着から挑むシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)は14.6倍で続く。

フルゲート割れながら豪華メンバーが揃った今年のジャパンカップ。国内最高賞金額と日本一の名声を手に入れるのは果たしてどの馬か？発走は15時40分。単勝オッズは以下の通り。

• 1 キタサンブラック 3.5
• 3 ゴールドアクター 4.3
• 16 リアルスティール 5.7
• 9 ディーマジェスティ 6.9
• 12 サウンズオブアース 12.7
• 4 ルージュバック 14.3
• 17 シュヴァルグラン 14.6
• 14 レインボーライン 19.8
• 8 イラプト 30.2
• 15 ナイトフラワー 31.0


• 10 トーセンバジル 48.2
• 2 ビッシュ 51.6
• 6 ラストインパクト 70.1
• 7 ワンアンドオンリー 87.7
• 5 イキートス 89.4
• 11 フェイムゲーム 97.5
• 13 ヒットザターゲット 173.1

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