池添謙一騎手が史上33人目のJRA通算1000勝を達成!

12月4日(日)、5回阪神2日目11RタンザナイトSで、サンライズメジャー(牡7、栗東・浜田多厩舎)に騎乗した池添謙一騎手は史上33人目、現役で16人目となるJRA通算1000勝を達成した。

98年3月に騎手デビュー、同年は38勝を挙げてJRA賞最多勝利新人騎手を受賞する。02年の桜花賞をアローキャリーで制し、G1初制覇。04年にはデュランダルでスプリンターズS、マイルCSを制するなど、G1の大舞台で無類の勝負強さを見せる。09年には宝塚記念、有馬記念をドリームジャーニーで制し、グランプリ連覇を果たす。

11年にはデビューからコンビを組んでいたドリームジャーニーの全弟・オルフェーヴルで牡馬クラシック三冠達成。32歳3ヶ月での達成は史上最年少で、暮れの有馬記念も勝利し年度代表馬となった。同年にはカレンチャンでスプリンターズS、エイシンアポロンでマイルCSを制しており、計6個のG1タイトルを手に入れた。

その後もオルフェーヴルとのコンビでは、12年の宝塚記念、引退レースとなった13年有馬記念を8馬身差で勝利するなどの活躍を見せた。昨年のジャパンCではショウナンパンドラに騎乗し、最後の直線で末脚を爆発させてオルフェーヴルでハナ差敗れた無念を晴らしている。

【池添謙一騎手のコメント】
「1000勝と10000回騎乗は大きな区切りだと思っていました。自分一人では出来ないことなので、沢山の関係者の皆さん、応援してくださっているファンの方々には本当に感謝しています。本音を言えば昨日早いうちに一つ勝って、金鯱賞で決めたかったのですが、今日のメインレースで勝つことは出来て良かったです。これからも応援よろしくお願いします」

  • 池添 謙一
  • (いけぞえけんいち)
  • 1979年7月23日生まれ
  • [初免許年] 1998年
  • [所属] 栗東・フリー
  • [平地初騎乗] 1998年3月1日1回阪神2日目2Rナチュラルカラー(6着/12頭)
  • [平地初勝利] 1998年3月14日1回中京5日目1Rタヤスソシアル(1着/12頭)
  • [2016年度成績] 533戦53勝
  • [生涯成績] 10952戦1000勝

成績は記録達成時点

池添謙一