【香港スプリント】一昨年の覇者エアロヴェロシティが再びスプリントの頂点へ!

エアロヴェロシティ

12月11日(日)、香港・シャンティン競馬場5Rで香港スプリント(G1)(3歳上、1着賞金・1,054.5万香港ドル、芝1200m)が行なわれ、Z.パートン騎手騎乗の4番人気・エアロヴェロシティ(セ8、香港・P.オサリバン厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.80(良)。

2着には短アタマ差で2番人気・ラッキーバブルズ(セ5、香港・K.ルイ厩舎)、3着には3/4馬身差で7番人気・ペニアフォビア(セ5、香港・A.クルーズ厩舎)が続いて入線した。なお、ビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は10着、レッドファルクス(牡5、美浦・尾関厩舎)は12着に終わった。

五分のスタートでまず先手を主張したのはペニアフォビア、エアロヴェロシティが追走。ビッグアーサーは中団から徐々にポジションを上げ、レッドファルクスは後方4番手からレースを進める。短いストレートでコーナー途中から各馬の鞍上は手を動かす。コーナーを使って単独の先頭に立ったペニアフォビアが後方を突き放しにかかるが、エアロヴェロシティがジリジリと差を詰める。前が止まらない展開ながらも、後方からラッキーバブルスが猛追。ゴール手前でペニアフォビアを捕らえたエアロヴェロシティが2014年に続き香港スプリントを制した。

勝ったエアロヴェロシティは昨年、高松宮記念に出走。今回と同じZ.パートン騎手とのコンビで制覇した。その後は往時の輝きを潜めたかに思われたが、一昨年に制した相性のいい舞台で、地元馬の意地を見せ、再びスプリント界の頂点に立った。馬主はN.ヨン氏、生産者はN E Schick & S J Till。

主な払戻金は単勝(1)が970円、馬連(1)-(2)が950円、馬単(1)-(2)が2850円、3連複が(1)-(2)-(3)が3240円、3連単(1)-(2)-(3)が2万1770円だった。

  • エアロヴェロシティ
  • (セ8、香港・P.オサリバン厩舎)
  • 父:Pins
  • 母:Exodus
  • 母父:Kaapstad
  • 通算成績:22戦11勝
  • 重賞勝利:
  • 14年、16年香港スプリント(G1)
  • 15年高松宮記念(G1)
  • 15年クリスフライヤー国際スプリント(G1)

エアロヴェロシティ

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