【朝日杯FS】サトノアレス 2週連続G1Vへ藤沢和師「メンタル面がたくましい」

サトノアレス

併せ馬の内で力強い動きを見せたサトノアレス

14日、朝日杯FS(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ベゴニア賞1着のサトノアレス(牡2、美浦・藤沢和厩舎)は、上野翔騎手を背に(レースでは四位洋文騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、4F55.6-41.3-12.9秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走から中2週ですし、調整はラクですよ。今日は全兄のサトノフェラーリと併せて、それほど速い時計ではありませんでしたが、反応も良かったですし動きも良かったです。全兄の2頭も良い馬ですが、メンタル面が弱いところがありました。この子はメンタル面がたくましいですし、前走もかかることを心配していましたが問題ありませんでした。これまで輸送でいろんな場所に行っていますし、大人びているのではないかと思います。

現在は体が増えていますが、輸送もあるので前走と同じくらいの馬体重で出走できるかと思っています。レースを使いながら徐々に良くなってきています。前走で乗ったムーア騎手も良いところまで行けそうだと言ってくれましたし、今回は相手も強いですけど期待しています」

前走、京王杯2歳S8着のダイイチターミナル(牡2、美浦・高市厩舎)は、嘉藤貴行騎手を背に(レースでは北村友一騎手が騎乗予定)南ポリトラックコースで追われ、5F66.1-51.1-37.3-12.3秒をマークした。

【高市圭二調教師のコメント】
「前走はかかってしまいましたね。小細工をしない方が良さそうなタイプですし、馬の後ろに入れてある程度正攻法の競馬をした方が良いかもしれません。今日の追い切りは動く馬と併せましたが、問題にしませんでしたからね。直線で出したときもしっかり反応しましたし、良い動きだったと思います。まだまだこれからの馬ですが、現時点でもトモの張りが良くなってきましたし体に厚みが出てきました。馬の後ろに入れて折り合いをつけて運べれば、マイルも大丈夫だと思います」

ダイイチターミナル