【POG】サノラブがゴール前の叩き合いを制してデビューV!…中山新馬

12月18日(日)、5回中山6日目5Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の2番人気・サノラブ(牝2、美浦・尾形和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.3(稍重)。

2着には3/4馬身差で4番人気・アンチャーテッド(牡2、美浦・相沢厩舎)、3着には2馬身半差で8番人気・キウイチャン(牝2、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたユイノルフィ(牡2、美浦・尾関厩舎)は4着に敗れた。

外でユイノルフィが好スタート。内からアンチャーテッド、サノラブが並んで先頭を争う。ユイノルフィは好位の3~4番手を追走、タイキワンダーはやや外にモタれながら中団に控えた。直線に向き、アンチャーテッドが2番手以下を突き離しにかかる。しかし、坂を上ったところで脚色がやや鈍り、替わって外から差を詰めてきたのがサノラブ。残り100mから並んでの叩き合いとなったが、最後は3/4馬身差できっちりと捕まえて、新馬勝ちを飾った。

勝ったサノラブは昨年の北海道サマーセールにて410万4000円で落札されており、サウスヴィグラス産駒はこれで世代9頭目の勝ち上がりとなった。同期の活躍馬には北海道競馬の2歳重賞・フルールCを制したピンクドッグウッド、リリーCを勝ったハタノオヌールがいる。
馬主は佐野信幸氏、生産者は日高町の沖田牧場。馬名の意味由来は「冠名+愛」。

1着 サノラブ(勝浦騎手)
「スピードがあり、道中も上手に走れた。まだ追ってひと息なところがある。まだ気性が幼いからね。本来はもっといい脚を使えそう。条件はこのくらいがいい」

2着 アンチャーテッド(石川騎手)
「がんばりました。調教は動いていましたし、実戦のセンスも上々です。テンションが上がりやすいので、悪いほうへ向かなければ」

3着 キウイチャン(嘉藤騎手)
「大型だけに、スタートはもこもこ。スムーズに追い出せれば、もうひと伸びてきたと思います。使った上積みは大きいでしょう」

6着 ミスターボースン(柴山騎手)
「ゲートは出たのに、芝のスタートで進まなかったですね。使って良くなります」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • サノラブ
  • (牝2、美浦・尾形和厩舎)
  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:カミヒコーキ
  • 母父:マイネルラヴ


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